Flintoのスクロールグループの挙動について
SketchライクなGUIでさくさくモックが作れちゃうFlinto、大変便利に使っているのですが、たまにスクロールグループで「イイイー」となることがあり、なんども沼にハマらないようにするために、スクロールグループの挙動についてまとめておきます。
縦に長い画像を「スクロールグループ」として設定しました。
プレビューはこんな感じ。イメージ通りの挙動ですね。
次に、同じ画像のy座標をずらし、途中からコンテンツが開始するようにしました…が、プレビューを見てみると
さきほど設定したスクロール領域がズレ、中途半端なところでバウンスするようになってしまいました。 Flintoでインスペクタを見てみましょう。
「スクロールコンテンツ」の「グループオプション」のy座標は 0
contents
と名付けた画像ファイルの方の座標が -762
となっています。
ここで、スクロールグループについておさらいしてみましょう。
インスペクタでは以下のような設定項目があります。 スクロール位置を調整するには、スクロールグループ内の各画像の位置ではなく、「スクロールグループ」>「グループオプション」の「初期位置」を変更する必要があります。
このルールに則って、さきほどのファイルを修正してみましょう。
スクロールグループ内の画像 contents
の位置は 0
に戻し
スクロールグループの「グループオプション」の「初期位置」y座標に 762
と設定しました。
プレビューがこちら
イエーイ🎊イメージ通りの挙動になりました。
スクロール位置の調整は「スクロールグループ」>「グループオプション」>「初期位置」を調整するようにしましょう。